天外魔境ZEROをクリアしたのでその感想でも。
SFC末期に出たRPGです。
天外魔境といえばPCエンジンを代表するRPGですが、この頃は他機種でも展開しています。
ネオジオの格ゲーとか。
天外魔境では珍しく喋らないゲーム。
シリーズで喋らないの本作と『オリエンタルブルー青の天外』くらいか。
ZEROというだけあって昔の話。
日本神話をモチーフにした話となっています。
シリーズとの関係は薄い。
発売当時、「72Mbit相当」と大容量が宣伝されていた。
同時に現実の日時とリンクするPLG(パーソナル・ライブ・ゲーム)システムを採用している。
この機能により特定の曜日にしかやっていない店、特定の時間に安売りする店、特定の日にのみ発生するイベント、祭り、呪文を教える人などがある。
その他ゲーム内でペットが飼えるがこれも現実の日時とリンクしていて、時間が経てば腹が減るといった感じで、放置しているとどんどん体力無くなって…。
ただこのPLGが対応しているのは2014年12月31日まで。誕生日の設定は1999年12月31日までとなっている。
これ以降の日時でプレイも、誕生日の設定もできない。
そのため今からのプレイでは完全に時間がリンクすることはない。
またこのシステムのせいで異様に電池の消耗が早いのか、今売っているものは殆ど電池切れとなっているとか。
ちなみにこのゲームをレトロフリークで遊ぼうとするとセーブデータがクラッシュするので注意。
ゲーム自体は昔のRPGですね。
エンカウントが高くテンポ悪いので、今からやるとだるいかも。
まあつまらないというほどではないけど。
あと当時は育成ゲームが流行りだったこともあって、ペットを飼うことができるけど正直面倒くさい。
何月にどこそこで祭りやっていると言われても、あんまり行かないんですよね。何月にどこで何やっているんだっけ? と忘れるしいちいち調べるのも面倒くさい。
当時としては斬新だったけど、今リアルと日付がリンクしていないし。
ボリュームで見ると2の方があった気がす
ゲームの面白さとしても2の方が良いかな。
プレイする面倒臭さを考えると勧めにくい。
シリーズが好きで、電池交換が苦にならないならやってもいいかも。
多分今なら安いし。
自分が買ったときは箱説付きで980円だった。
まあスーファミで遊べたことに意味があったのかな。
ただなぜ末期のスーファミで出したのか結構謎。
しかも95年の年末じゃなかったっけ。
当時はスーファミ最後の年末商戦で有力タイトルが色出ている。
11月12月でロマサガ3、テイルズオブファンタジア、 ロックマンX3、不思議のダンジョン2 風来のシレン、す〜ぱ〜ぷよぷよ通、 ドラゴンクエストVI、イースVなど。
またこの前の秋には聖剣3やタクティクス・オウガも出ていて、しかもソフト1本1万超えている時代だった。
シリーズ未経験でこのゲームを選ぶ気にはならなかったな。