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ネオジオのソフト高いよなー

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ネオジオのソフト高いよなー

ネオジオのソフト高いなーということで、今回はネオジオのソフトをどう買うかについて。

ネオジオのゲームはいろんな機種で出ています。
それをどの機種でプレイするのが価格的、移植度的に良いのかというのを軽く触れて行きましょう。



1.ネオジオCD
2.ネオジオX、その他の機種の移植
3.ネオジオ
4.MVSコンバータ
5,筐体


まず1、ネオジオCD

この機種の移植度は同時期のハードとは比較にならないほど高い。
現在は一部のタイトルを除き格安で手に入る。大抵300円以下。酷いのは50円しない。

またこの機種とロムにしか移植していなかったタイトルも存在する。ビューポイントとかね
さらにこれはCDDAであるためCDとして音楽を再生できる。
要するにゲームを買うと自動でサントラが手に入るわけだ。マイナーなゲームだとサントラとかまず売っていないので、これは嬉しいです
中にはドラマCD仕立てのものがあったりする。

あと基本的に取説もROMと一緒っぽい。違いはディスクの取り扱いがあるかどうかくらい。
利点としては他に一部のタイトルを除き、基本無限にコンティニューできる。

ネオジオロムはどのタイトルもコンティニュー回数制限がある。
そのため高難度のゲームになるとまずクリアできない。もしくはメモカを買う必要がある。
しかしロムのメモカは電池式であり交換不可。しかも昔のものであるため容量はとても少なく、三〇タイトルも入らないそう。

一方ネオジオCDは本体に保存することが可能
データが消える心配もなくかなりの数が保存できるのでまだ、セーブデータ消したことはないですね


ただその反面重大な欠点が二つある。

一つは先に述べたようにセーブを本体で行うため、本体が壊れて買い替えとなったらまたやり直し。
メタスラのコンバットスクールのデータまたやり直しとかキツイ…。

そしてもう一つの最大の欠点はロードが長いこと。
同時代の機種と比べても遅い。
この時代CDドライブはまだ高かったことと、メモリもたくさん積んだためそっちに金がかかったんじゃなかったかな。
もしロム並の速度の本体が当時出たとすれば、かなり高価なものになったと思う。
安価なネオジオという意味で発売するネオジオCDで高価な本体は無理なわけで…
メモリとか削ってドライブをマシにしたら今度は移植度が犠牲になるだろうし


ロードの長さの回避策として、格闘ゲームは避けること。
格闘ゲームは読み込むデータ量も多く、かつ、一戦がすぐ終わるので、結果として待ち時間が長くなる。上手い人ほどロードが長くなる。
どうしてもやるなら容量の少ないもの。
KOFは基本シングルで。これなら読み込み回数が減る。また同キャラ対戦なら快適となる。
KOF95ならまだ我慢できる範囲だと思う。

またコンピューター戦で負けた後、同じキャラを使って続けて戦うと大幅にロードが短縮されます。


ネオジオCDでも爆速なゲームは初期のタイトルですね。例えばフライングパワーディスクとか。
具体的には100メガショック前のタイトル。
あと1STAGEが長いゲームだとロード<プレイ時間となり、体感的にそんなに苦にならないと思う。

自分のCDのソフトの買い方としてはROM買うほどではないタイトルか、ROMが手が出ない値段のものを買っていた。

ちなみにエミュを使うとこの最大の問題である、ロード時間がなくなる。
猿のお手玉は一瞬。アホみたいにロードが長いKOF94のロードが一瞬で終わる。
エミュが登場したことでやっと本領発揮したハード。まあ自分は実機で散々やりましたけど。





2、ネオジオX。これは携帯機です。本体に最初から15本のタイトルが内蔵されています。
なので一番コスパが高い。
しかしネオジオに興味持つ人はもうおっさんが殆どだと思うので、携帯して外で遊ぶことはないと思います。
一応テレビに繋げるみたいですが。
そしてネックとなるのが海外製であるため全てのタイトルが英語版となる。
まだ1つもネオジオのゲームを買ったことがないならありかも


PS1時代の移植者はロードの長さ、移植の再現度からあんまりお薦めしません。
サターンは比較的いいけど、拡張使うのがね。接触が悪いからやる気にならない。
スーファミ時代のは良移植というとキングオブモンスターズとか野球のやつ、ワーヒー1あたりかか。
駄目なのは餓狼1。あれはもう…


あとPS2などのcollectionものは格ゲーでは隠しキャラが出いたりPracticeがあったりバランス調整されています。
PS2があるならこれもあり。メジャータイトル以外あるのかしらないけど

バーチャルコンソールもコスパ的には優秀。
高いネオジオのタイトルが1000円せず買える。安いです。
ただ、今後もバーチャルコンソールが続くかどうかはわかりません。
続くとしてもネオジオのゲームがこれからもずっと配信されるのか?という疑問はある。

全てのタイトルがあるわけではありませんが、Wiiがある人はこれでいいとも思う。

自分はゲーム機あんまり増やしたくないのでこの2番目の選択肢はないけど。



3。ネオジオ

ネオジオは今でも高価なゲーム機として存在しています。
本体は5000~15000円内で買えるでしょうが、ソフトの値段。

1000円以下で買えるのはサムスピ、真サムスピ、餓狼2,ガロスペ、竜虎1、2ぐらい。
5000円以内なら初期KOFが買える。
しかしマイナーなタイトルは数が少ないためプレミアが付く。
他の機種と違い元が高価なネオジオのソフト。
プレミアがつくと、初代メタスラが24万
ブレイジングスターが7万
マル子クイズが30万と家庭用ゲーム機の値段ではない。

ただその分頑張って貯めて買った時の達成感と、満足感は他のハードの移植版とは比較にならないですね。
安価なDownload購入だとタダのレトロゲームの一つでしか無いし、ヘタしたら数回しかプレイしないんじゃないかと。
でも高いと元とるために何度もプレイするので愛着がものすごく湧く。これはネオジオソフト持っている人にしかわからないと思うけどね…

ネオジオ発売当時、ゲーセンのゲームが家庭でそのまま家で遊べる事はなかった。
たいていは劣化移植で、ゲーセンのゲームをちゃんと遊ぶには専門の知識やコンパネなどが必要だった。
また基板も高価。
そんな中ネオジオのソフトはむしろ安価で、余計な専門知識もいらず遊べる画期的なハードだった。

しかしSNK倒産後、国内外のコレクターが買い漁り、また出回っている数も少なく、売る人も少ないので暴騰していった。

正直今からこのハードを買うのはコスパから見れば無い。
しかし、ゲーセンのゲームでありROMデータが無圧縮なため、ゲームによっては電源入れて10秒以内にスタート出来る。
時間のない人にはありがたいハードかと。



4 MVSコンバータ
MVSとはネオジオの筐体のコト。マルチ・ビデオ・システムの略。
MVSの何が画期的だったかというと二つ。

一つは筐体をレンタルしたこと。
これにより日本のあちこち、旅館、スーパー、駄菓子屋などで青い屋根の筐体が存在していた。

もう一つは筐体に複数のゲームが入っていたこと。
筐体によっては6本入っていた。またソフトの取替もカセット式で容易であった。


話をネオジオに戻す。
ネオジオはゲーセンのものを家庭用でそのまま遊べるハードである。
裏を返せばネオジオとMVSは対して中身に違いがないということになる。

ただし、ネオジオにMVSをそのまま差すことは出来ない。
そもそもカセットの大きさが微妙に違うので入らない。
更に端子部分の長さが合わないのでネオジオに入らないのである。

ここでコンバータの登場。
使い方は簡単。
MVSの基板をコンバータに挿し、そのまネオジオ本体に挿すだけ。
すると…なんとネオジオ本体でMVSが起動するのだ。
改造していない本体だと家庭用モードになる。


さて、この基板であるが、ネオジオROMに比べて非常に安価となっている。
基板の方が数が多いのかな。
とにかく高いプレミアソフトでも1万とか、サム零スペは5万くらいするけど…。
初代メタスラでも5000円。多く出回ったものはもっと安く買えるかと。

ただ説明書や箱が無い。
たまに付いていることもあるが、あくまでもゲーセンの台に貼ってあったやつなので非常に簡素。
コレクターには辛いかも。
あとやりこんでいない格ゲーの基板だとだと技がわからない。

また全ての本体で全てのゲームが完全動作するわけではない。
上手く表示されなかったり、ドットが乱れたり…しかしメンテや導入の手間要らずに基板を使えるのは魅力。


5,筐体

筐体とはゲーセンにあったあのゲーム機のことだ。
筐体なら完全動作のゲームが出来る。オークションなどでは安価に買えたりすることも。

しかし致命的な問題が二つ。

筐体はゲーセンやスーパーにあるとそうでもないが、実際は結構大きい。
MVS筐体の駄菓子屋などにあった青い屋根のやつは比較的小柄な筐体なのだが、家庭には大きい。
ヘタしたら玄関のドア、部屋のドアが小さくて入らない可能性もある。

仮にドアが入るほど大きかったとしても、もう一つの問題がある。
それが重量だ。
MVSではないが、筐体は大型のものになると500kg、小型なものだと60kgとかになる。
60kgでもかなり重い。何しろ成人男性一人分の重さだ。一人では運べないし、2階等へ持っていくのは大掛かりな作業になるだろう。
ガレージとかあるなら買ってみるのもワンチャンありか。

ただメンテとかは面倒そうだが。

もう少し現実的に基板をプレイする方法としては
コントロールボックス、ハーネス、電源などを接続しモニターに出力してプレイする方法。

利点として、筐体やコンバータよりは安価であり重くない。
ただ場所を取るのとメンテ、知識も必要。

面倒くさそうと思う人には向いていない
けれども家庭用に移植されていないものを遊ぶには、これを導入するのも一興。



結論として
安価にプレイするならVCかNeogeo X
エミュ上等、もしくはサントラも欲しいならならネオジオ CD
本物志向、もしくは上記でリリースされていないソフトが遊びたいならならコントロールボックス

という結論になる。

ネオジオロムは今となってはプレミア化して暴騰しているので買うのは現実的ではない。
だが既にネオジオ本体を持っているのならコンバータを買うのも面白い。

流通量の関係か大抵のソフトが5000円以下です。面倒な知識もいらないし場所も取らないのも利点。
ま、全てのタイトルが完全動作ではありませんがね
しかもこのコンバータ自体が高い。3万はする。もしネオジオ本体と基板とセットで買うと5万は欲しいところ。

買った基板がコンバータで動作するかに関してはそのうち動作確認リストを造りますね。

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