PS4版ロストスフィアをクリアしたのでその感想でも。
発売間もない頃、新品2980円で買ったRPGです。
Tokyo RPG Factoryの「いけにえと雪のセツナ」に続く2作目
懐かしい感じのグラフィック。
価格も安いしそんなに期待していなかったゲーム。
昔のレビューだとバランスが悪いとかなんとか。
バージョンアップでそのへん改善したのか、そんなに詰まることはなく、30時間ほどでクリアできた。
ストーリーは消失していく世界を救う話です。
個人的には結構楽しめたゲーム。
とはいえ展開に意外性はなく容易に先が予想できるが。
あと主人公にあまり感情移入できなかった。
主人公が善人過ぎて、そして突っ走るから、プレーヤー置いてけぼりというか、選択肢が欲しいなあと思った。
他のキャラもサイドストーリーやらないと背景がよくわからないのが淡白な印象を受ける。
戦闘の難易度は慣れるまで結構難しかった。
けどシステムを把握できればかなり快適に遊べるゲームだった。
敵強いけど状態異常に弱くて、ボスでも毒とかコッコー(鶏になって身動き取れなくなる)とか普通に効く。
コッコーで抵抗できないボスをタコ殴りするさまは、虐めているみたいで、どっちが悪だかわからない。
そしてラスボスですら毒になるという始末。
このゲームには戦闘時のスキルに付属効果をつけることができるのだ。
だから攻撃+毒とか攻撃+スロウ、攻撃+コッコー、攻撃+全体回復がとかできる。
昇華でこの付属効果の能力も上がっていく。
スキルにどの効果をつけるか、選択肢が多く戦闘の自由度が高い。
またアーティファクト効果も色々あって、例えば戦闘時に敵に毎ターンダメージを与える「援護射撃」というものがある。
どの敵にも有効で、体力のない雑魚は戦闘開始時の援護射撃だけで全滅。
何もしないまま戦闘が終わる
もちろんラスボスにも有効で、毒とこれだけで結構な累積ダメージになる。
ただ状態異常が強いのは敵も同じで、特にボスはこちらに1ターンの間に何個も状態異常をつけてくる。
これを素早く回復して、敵に状態異常つけるのが楽にボスを倒すポイントになる。
特に凶悪なのは即死攻撃で、DQ2のブリザードも真っ青なレベルで。ほぼ確定で死ぬ。敵が失敗するのを見た記憶がない。
困ったことにラスダンのザコが即死攻撃してくるから、ラスボスよりよっぽど強い。
ラスボス戦とか回復アイテム1個も使わなかったしな
このゲームが難しいと感じるのは、システムを活用しきれいないのではないかと思う。
実際自分はラスダンまでそんなにスキルとか使用しなかった。
ラスダンに乗り込む時のザコとの連戦が、増援呼ばれまくって、何十分も戦っても終わらなくて、流石にこれはおかしいと考えたのだった。
でサイドストーリーやりながらシステム勉強したら快適になってびっくりした。
今なら新品で1000円くらいだし、難易度選択できるし、お金がないけどゲーム欲しい人にはいいかも。