今更だがAIお絵かき、pixaiを使ってみた。
pixai
https://pixai.art/
AI初期の頃にイラストやチャットをやったが最近は使っていなかった。
チャットは嘘言うし、イラストは無料でずっと遊べるものがなかったから。
イラスト無料で色々試行している間にクレジット尽きるし、かと言って課金するほどかというと、うーん。て感じで。
しかしpixaiは無料で使えるというので使ってみた。
無料、というか正確にはクレジットがあり、その制限内なら何度でも描ける。
そしてこのクレジットは毎日貰うことができるので実質無料で使えるというわけ。
ついでに商用利用可。LoRAには商用不可も結構あり、商用利用しようと思う人は確認が必要。
あと18歳未満使用不可。
18禁ということで察する人もいると思うが、エロ画像が簡単に作れるサイトでもある。
まあこのブログは18禁ではないので、そうした画像の紹介や作り方の解説はしないが。
さて、AI絵というと長いプロンプト(通称呪文)を駆使し絵を描くというものだが、正直覚えるのが面倒くさい。
思っていたものと違うのが出力されて、何度もやり直してクレジット無くなって…。
ということがあったので、今回は画像を用意してそこからイラストを描いてもらうことにした。
今回用意したのは↓の適当な絵。
両手広げて、ベランダにもたれ掛かっている子という絵。
久しぶりにペンタプ触ったら思ったように線が引けなくて、10分くらいかかった。
自分で言うのも何だが下手だなぁ。まあ、下手な絵の方が参考になるだろうから、よし。
この適当な絵をアップロードして「Moonbeam」というモデルを選択。プロンプトを入力。
入力したのは「Girl standing on balcony」という一文のみ。
この文章は翻訳ソフト「DeepL」を使って「ベランダに佇む少女」という文章を訳しただけ。
あとは高優先度のチェックを外す。高優先度は速く生成されるのかな。ただクレジットの消費が多いから外した。
それ以外は殆どいじっていない。
そして待つこと19分。
できたのがこれ↓
失敗したのは↓
柵を人体が貫通しとる。っていうか幽霊になった。
でも、こうなることはわかっていた。
初期のAIでは白黒の絵をベースにして書くと、例えば「シーツの上で寝そべる子」だとシーツの皺が認識できなくて人体の一部と同化する化け物ができた。
今、どれほど進化したのか確認のために、あえてベランダの絵を描いた。柵と人体を分けて描いてくれるか、判別できるか。それも適当な絵で。
4つ生成されたうち柵を貫通しなかったのが2つあったと考えると、まあまあ、よくやっているのではないか。
成功したものも細かいところでおかしい点がある。だが、元の絵が適当なのだから、そらそうよとしか。
個人的には色のつかない画像好きなんだけど、AIが理解してくれない場合があるので構図をシンプルにするか、後で自分で修正する必要がある思う。
次に、じゃあ元の絵に色を塗ったらどうなるか試してみた。
さすがに柵と人体の色が違うなら貫通とか同化しないだろうと。
↓適当に塗る。
そして出力。
今回はモデルを「Diamond」に変えてみた。
↓
おお。色といいポーズといい、ちゃんと出力されている。
サムネだと割とそのまま。
他に出力されたもの
今回のものは描くまでの時間が速い。色ついてない状態だと19分かかったが。今回は9分まで短縮されている。
色があったほうがAIも判別しやすいってことなのか。元絵がもっとしっかりしていれば、更にクオリティは上がっただろう。
ちなみに元絵を用意しないでプロンプト「Girl standing on balcony」だけで描いたものが↓
AIに全任せ、一文だけでもこのクオリティになる。
自分の中で描きたい構図とか特にないならAIに全任せでいい気がする。
ただ、元絵描かないと、自分の絵という感覚はないな。
なんか出てきただけという感覚が拭えない。
やりたい絵が頭の中にあってプロンプト覚えたくないなら、元画像を用意するという方法もある。
というわけでpixaiを使ってみた。
ちょっと遊ぶくらいには充分すぎる性能だと思います。
もちろんこの他にもpixaiの機能があるのだが、それはまたいずれ試してみたいと思う。
今回は取り合えず、適当な画像から絵の生成をしたかっただけ。
ちなみにこのブログにアップしている画像は容量節約のため圧縮しています。
オリジナルはpixaiで公開するかもしれない。
こういうのTwitterとかで投稿したいけどRom専の垢凍結されたし、イーロンに振り回されたくない。かわりのSNSがあればいいのに